これからクラリネットとずっとお付き合いしていくわけですが、
まずは、クラリネットの各部分の名前から見ていきましょう。
はじめに、クラリネットは普通、ケースの中に5つの部品に分かれて入っています。
口にくわえるところがマウスピース、そのすぐ下にくる、飾り帯しかない小さいのがたる、
表の真ん中に十字型のキイがついたのが上管、もう一つのキイがたくさんついたのが下管、
そして朝顔みたいなのがベルです。
教則本によっては、たるのことをバレルといったり、ベルのことを朝顔というものもあります。
上管と下管についた銀色の部品は、キイといいます。それを支える丸い小さい柱はキイポストです。
マウスピースには、リードを固定するための部品がついています。これがリガチャーです。
ではさっそく組み立ててみましょう。
完成予想図は、みなさん知ってるでしょうし、楽器屋さんの展示品や、テレビや演奏会の
クラリネットを見たことがあるでしょうから、その通りになるようにしましょう。
実際やってみるとわかりますが、正しくない順番にはめようとしても、大きさが微妙に
違うので、うまくはまりません。
さて、組み立てるときに気をつけないといけないことがあります。ひとつは、上管と下管の
接続部をつなぐときです。よく見ると、この部分にはキイがはみ出してきていて、
つないだときにうまく連絡するようにできています。
この部分は、気をつけないと組み立てるときにぶつかってしまって、キイが曲がってしまうこともあります。
ですから、つなぐときには細心の注意を払いましょう。引っかかるときは、上管のトーンホール(指穴)を
ふさぐと、キイが持ち上がってうまくいきます。
それと、キイは曲がりやすく、曲がると正しい音がでなくなってしまうので、
組み立てるときに楽器をわしづかみにしないようにしましょう。固くてはまりにくい時は、
ジョイント部分のコルクに薄くコルクグリスを塗り、指で馴染ませるといいです。
クラリネットを吹くためには、もう少し準備が要ります。
リードを一枚取り出して、口に含んで湿らせます。かみ砕かないように気をつけましょう。
乾いたままだと、リードはすぐに壊れてしまいます。これは、楽器を組み立てながらでもできるので、
先に口に含んで、そのまま楽器を組んでもいいですね(ちょっと格好悪いかも)。
このリードはマウスピースに付けるのですが、正しい位置に付ける必要があります。
左右対称に、リードの先端のカーブとマウスピースのカーブがほぼ同じ場所で、
リードの方から見てマウスピースの方が髪の毛1本分上になる位置が基本です。
さあ、早速吹いてみましょう。